*意見書提出キャンペーン Vol2* 2006/9/29締め切り

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投稿された意見書 101
下北沢を開発するメリットと、デメリットを考えたときに、どうしてもデメリットの方が大きいと思われます。
メリットには、大きく次の5点があると聞きますが、それぞれについて私見を述べます。
1・・・・交通の円滑な処理
ここでいう「交通」とは何でしょう。今の下北沢の細い路地は、商業用の車にはたしかにつらいようです。目的地にたどりつくのもノロノロ、歩行者に気をつけなければならず。しかし、この「交通の非円滑」は、視点を変えれば、半分歩行者天国のような、車への警戒心を解いていい、歩行者にやさしい道ということにもなります。「交通」が意味するものに、歩行者が大きく含まれるところが、下北沢の個性であり、失ってはならない、自然発生的な下北沢の財産だと思います。

2・・・・防災機能の確保
もう17年間、下北沢に毎日通っていますが、ある一件の火災で大規模に類焼したという話を聞いたことがありません。行政が声高に喧伝するほど、下北沢は類焼に弱い街ではないということの証ではないでしょうか。また、より大規模な災害、たとえば直下型地震などが発生した場合、広い道路がどれほど有効に機能するのかというのも疑問です。多くの車が乗り捨てられる可能性があり、消防車や救急車が迅速にかけつけられないかもしれないからです。行政の言うように、大道路が防災機能に活用されるとしましょう。しかし、百年に一度起こるか起こらないかの大災害に備える方法は、なにも大道路を街を壊すようにつくることだけでしょうか? 消火栓をあちこちに設けて、地域住民どうしの防災態勢を整えることでだって対応できるはずです。「角を矯めて牛を殺す」ことがあってはいけないと思います。

3・・・・歩行者・自転車の安全性と快適性の確保
歩行者と自転車の安全とは、なにもガードレールに守られる横で、車がビュンビュン走りぬける道路のことではないはずです。ドライバーの意識として大切な、歩行者や自転車への警戒心、注意心、これが今の下北沢の路地には存在します。この緊張感こそが、下北沢の歩行者を後遺障害や死亡事故などから守る要因の一つになっています。快適性についても、なにも障害物がなく大手をふって歩いたり走ったりできることだけではありません。見通しの悪い路地の曲がり角の先には何があるのか、わくわくしながら歩くことだって快適性の一つです。車に警戒せずに、店頭に立ち止まったりできるのも快適性の一つです。ほかの街では「非安全」や「非快適」に映ることも、下北沢では逆に個性であり財産となることを自覚しなければならないと思います。

4・・・・道路緑化、景観に配慮した商・住空間の確保
道路緑化については、いうまでもなく大道路を通さなくても実現可能です。小田急線の跡地が活用できます。また、あえていえば、行政という大きなくくりでの緑化が必要がないのが下北沢です。一見、雑多な店の密集に見えてもよく見れば個々の店が軒先を草花で飾り付けていたりします。これだって眼と心がなごむ、りっぱな緑化です。大規模な街路樹ばかりが緑化ではないはずです。商・住空間の確保については、これも自然発生的にある今の姿が下北沢らしさだと思います。行政があたかも外科手術のごとく、メスを入れ、縫合してしまう必要がありますか? 開発によって商業の規模がふくれあがり、さらに住空間の規模を増やさねばならなくなる。そうやって大規模の循環が起こることが、「確保」という名のもとに進行するとすれば、それはただの悪循環だと思います。自然発生の商・住空間はいわば「生きもの」です。その「生きている下北沢」に今、外科手術が必要だとはとうてい思えません。

5・・・・沿道土地利用の促進、商業性向上
沿道の土地利用の促進というなら、これも大道路を通さなくたってできるはずです。路地の多い町には、それなりの土地利用のやり方があるし、下北沢はそれを発展させてきた町です。よその大きな街のノウハウを強引に移植する必要はないし、二子玉川や町田のような土地利用・商業性だけがすべてではないはずです。下北沢の個性を失わずに、土地開発と商業性の向上をはかる必要があります。大道路を前提としなくてもそれは可能だと考えます。

以上が、大まかな反対理由です。
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